プリンセス・トヨトミ的な

大阪W選挙、投票〆切直後8時の時報で決着。橋下氏松井氏当確。
私はやはり橋下さんは苦手だな。当確後にマイクを向けられたら「市職員は覚悟しておけ」だかんね。府知事時代にいろいろあったんだろうとは思うし、まぁ市職員向けというよりもファンへのリップサービスみたいなもんで、こういう人の得意技だとは思うけれど。うまいよね、敵を設定して自分を正義の側に置くの。いまどきの公務員はたぶんそんな強敵じゃないと思うけど…。議会の方がアレかな?
とりあえず自分の上司にはノーサンキューですな。でも何してくれるかは興味あるから遠くから見ていたい。

きょうはよくテレビで大阪城を見た。赤く燃えた城と瓢箪を思い出して、独立するところまで行っちゃわないかなぁとか思った。

ところで、公務員が叩かれなくなったら(叩きようがなくなったら、というべきか)こういう人たちはどうするんだろうねえ。叩く先なくなって困るよねぇ。というわけで、私は公務員を叩くことで名声を得る人が行政のトップになることについて意味を見出せません。彼らは公務員改革を本当にやり遂げてしまい、公務員が叩かれる対象でなくなったら困るからです。だからいつも中途半端なメスの入れ方をして、「公務員の抵抗にあって改革が達成できなかった」とか言ってるような気がするのです。ちょうどヒーローが悪の組織をぜったいに根絶やしにしないように。やるなら徹底的にやればよろし。「覚悟しておけ」なんてパフォーマンスはいらんよ。